閲読台湾!フェア開催書店にて配布しておりました特製リーフレットより、出版ジャーナリスト石橋毅史さん書き下ろしのエッセイ「台湾的本屋 日本的本屋」を、HPにて公開いたしました。 皆さん、ぜひご一読くださいませ。台湾的書店 日本的書店石橋毅史(文・写真)東京都内の書店で、店主と並んで棚を眺める。「これ、...
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは、10月15日から11月末まで日本全国20カ所の参加書店に台湾書籍コーナーを設けるイベント「Taiwan Book Fair 閲読台湾!」を開催する。日本の市場調査によると、日本人の多くは読書好きで、書店に足を運ぶ人の多くが定期的に本を買う習慣があることから、...
この度、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センターが「Taiwan Book Fair 閲読台湾!」実行委員会と協力し、台湾に関する書籍を広く知っていただくための試み「Taiwan Book Fair 閲読台湾!」を開催することになりました。近年、台湾には歴史、映画、食、カルチャー、社会問題など様々な...
東京青山ブックセンター本店おすすめの一冊朱天文 著/樋口裕子・小坂史子 編訳竹書房私は映画の中でもただただ日常を送っているシーンが好きだ。ご飯を食べたり、学校へ行ったり、遊びに行ったり、仕事をしたり、映画の中で生活をしているだけのシーンが始まるとずっと観ていたいと思う。そんな私が...
東京SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSおすすめの一冊呉明益 著/天野健太郎 訳文春文庫台湾の人気作家、呉明益の『自転車泥棒』は、語られることのなかった父の生きた足跡を、その息子らがたどりゆく物語です。ブッカー国際賞候補にもなったこの作品は、主...
千葉本屋lighthouse 幕張支店おすすめの一冊温又柔白水社「ふつう」の読みかたではないためにほぼ100%読み間違えられる自分の名前が好きだったりする。そして間違いに気づいた相手が恐縮しているのをよそに、こちらはたいてい面白がっている。本書に収録されている2作はどちらも、名前がテーマのひとつにな...
神奈川本屋・生活綴方おすすめの一冊呉明益 著/天野健太郎 訳白水社1979年、台北。西門町と台北駅の間、幹線道路にそって立ち並ぶ「中華商場」。物売りが立つ商場の歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいた──。夢と現実のあわいを見ているかのような、知らない土地...
神奈川ポルベニールブックストアおすすめの一冊鄭開翔 絵・文/杉浦佳代子 訳エクスナレッジ台湾の街中にある、一見なんの変哲もない、だけど良く見ると独特の魅力がある建物「街屋」をじっくり観察し、スケッチ100点に文章を添えて紹介した、台湾の水彩画アーティストによるノスタルジックなイラ...
長野本と茶 NABOおすすめの一冊檀上 遼 発行・編集・デザイン・写真・文日本人と台湾人のハーフである著者、檀上遼が、2012年から13年の1年間、語学留学のため滞在した台湾で感じ考えたことをまとめた本。書かれていることはその1年間のことだけにとどまらず、幼い頃訪れた中国の思い出や、実家に...
愛知ON READINGおすすめの一冊呉明益 著/小栗山智 訳KADOKAWAブッカー国際賞にノミネートされた『自転車泥棒』や『歩道橋の魔術師』などで知られる、台湾を代表する作家の一人、呉明益による長編小説。気候変動の影響を受け始めている近未来の台湾。愛する息子と夫が行方不明とな...
愛知ちくさ正文館書店おすすめの一冊大東和重中公新書日本統治期の末期、1941年3月10日第一次国立公園シリーズ切手「大屯国立公園」「新高阿里山」「次高・タロコ」の8種が発行されている。ちなみに1936年の第一回発行は「富士箱根」で時局を反映し、すべてに富士山がデザインされている。私が小学4年の196...
愛知人文書籍ウニタ書店おすすめの一冊呉叡人 著/駒込 武 訳みすず書房台湾の近代は、外部からの連続した支配を受け続けてきた歴史であった。清朝による支配、日本の植民地統治、そして国共内戦で敗北し雪崩れこんできた国民党による強権的支配と台湾の人々が主体性を確立することを阻んできた。し...
和歌山本屋プラグおすすめの一冊黄春明 著/田中宏・福田桂二 訳めこん日本人の読者は気まずい思いをするだろう。1973年発表の表題作には“千人斬りクラブ”と称し、東南アジアで売春観光を繰り返す7人の日本人サラリーマン一行が登場する。当時、アジア諸国での日本人の売春観光は珍しいもので...
京都恵文社一乗寺店おすすめの一冊水野俊平岩波ジュニア新書食やカルチャー、観光地や雑貨、あるいは政治や経済、歴史にフォーカスした台湾関連の書籍は日本でも多く出版されているが、手に取りやすいフォーマットで、台湾の人々の「ふつう」の日常を分かりやすく知らせる本はそれほど多くないかもしれない。ティーンや初学...
京都誠光社おすすめの一冊男子休日委員会 企画・写真・文/吉田真弓 訳エクスナレッジ台湾に住む男女3人組『男子休日委員會』による京都市左京区案内。大学が点在する左京区エリアは、学生の下宿や彼らに対して開かれた定食屋や居酒屋なども多い、庶民的な町。海外で刊行される旅行ガイドでは、いわゆる京都観光の中心と...
大阪toi booksおすすめの一冊徐嘉澤 著/三須祐介 訳書肆侃侃房日本統治時代から現代にかけての台湾の歴史を、ある親子三世代の姿とともに描き出した物語。同じ家族ではあっても生まれた時代や価値観にはずれがあり、そのせいで折り合いがつかず確執がくすぶっていてうまく向き合えないでい...
大阪LVDB BOOKSおすすめの一冊青木由香講談社2003年より台湾に移住して生活している、近年の台湾文化紹介の第一人者・青木由香さんによる「メイド・イン・台湾」の雑貨・日用品・食料品カタログ。ベーシックでありながらも台湾らしさを感じさせる商品の写真を眺めるだけでも楽しく、1ページ内に簡潔にまとめ...
大阪梅田 蔦屋書店おすすめの一冊温又柔白水Uブックス日本語、他国語、または方言やスラングといった限られたコミュニティでしか通じないものなど、私たちの固有の言葉には、これまで過ごしてきた自分の時間がそれぞれに刻まれている。本書は、台湾に生まれ東京に育った作家が、日本人とも台湾人とも、ましてや家族とも異...
兵庫1003おすすめの一冊リン シエ 料理・水墨画/赤木さとみ 構成・編集・文小宇宙食堂「甲飽沒(ジアバーメイ?)」 (ごはん、食べた?)これは台湾では「元気?」と同じくらいよく使われる挨拶です。それくらい台湾の人たちにとって、食べることは暮らしのベースにあるもの。そんなふるさとの食の在り...
香川本屋ルヌガンガおすすめの一冊鄭鴻生 著/天野健太郎 訳紀伊国屋書店女性が外で働くなんてもってのほか。そんな保守的な時代に、「主婦の友」など日本の雑誌に魅了されて、洋裁を志したひとりの台湾女性。周囲の反対を押し切って社会に飛び出し、懸命に働き、やがてはみずからの洋裁学校を開設す...