写真左より、陳維斌氏(作曲家)、張武修・東アジア音楽フォーラム主席、陳威中・台北フィルハーモニー管弦楽団(以下、台北愛楽)文化基金会理事長、謝長廷・駐日代表、林淑真・台新銀行金融事業総処執行長、谷崎泰明・日本台湾交流協会理事長、李羅権・台北愛楽団長、頼文福・台北愛楽創設者、曾照嵩・台北愛楽文化基金会理事
台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表は3月8日、台北フィルハーモニー管弦楽団東京公演の前日に駐日代表処台湾文化センターで開催された記者会見に出席した。このなかで謝・駐日代表は、「台北フィルハーモニー管弦楽団による今回のチャリティーコンサートの収益は福島県庁に寄付され、文化教育交流のために使われることになっており、これこそが台日友好の『善の循環』の実践といえる」と挨拶した。
挨拶する謝長廷・駐日代表
台北フィルハーモニー管弦楽団東京公演「祈り」は、3月9日に東京・サントリーホール大ホールで開催された。同公演では、台湾の伝統人形劇・布袋戯(ポテヒ)と西洋の交響楽の融合として、台湾の作曲家・鍾耀光による『媽祖伝奇』に合わせて台湾の「華洲園布袋戯団」が共演し、布袋戯が演じられた。続いて、ヴァイオリニスト・森下幸路との共演による外山雄三『ヴァイオリン協奏曲第2番 作品60』や、ベートーヴェン『交響曲第5番 運命』などが演奏された。
台北フィルハーモニー管弦楽団と華洲園布袋戯団が共演
(写真提供:台北フィルハーモニー管弦楽団)
台北フィルハーモニー管弦楽団は3月11日に福島県双葉町でのイベントにも参加した。
公演後の懇親会で挨拶する周学佑・駐日副代表