第19回大阪アジアン映画祭 台湾特集企画《台湾:電影ルネッサンス2024》
台北駐日經濟文化代表處台湾文化センターは大阪アジアン映画祭との共催で、特集企画《台湾:電影ルネッサンス2024》を今年も開催します。
年々、注目を集める大阪アジアン映画祭。19回目を迎える今年度も、日本初公開作を中心に、最新のアジア映画話題作を約60本上映します。
今年の台湾特集では、活況を呈する台湾映画の“今”を感じることのできる作品が上映されます。なお、特別上映イベントTAIWAN NIGHT SCREENINGも行います。
上映作品
『BIG』
海外初上映 International Premiere
小児がん病棟で共に暮らす、異なる背景を持つ6組の家族の悲喜こもごもを描いた感動のヒューマンドラマ。ドキュメンタリー撮影で出会った少女の明るさに衝撃を受けた監督が製作を決意。
『セデック・バレ』(OAFF2012)、『52Hz, I love you』(OAFF2017)監督最新作。
上映日時(2月上旬発表予定)
2023年 | 台湾 | 159分
『サリー』Salli [莎莉]
日本初上映 Japan Premiere
養鶏で泥まみれの毎日を過ごすうち中年にさしかかっていた女性が、出会い系アプリでフランス人と恋に落ちる。ロマンス詐欺だと周囲に言われるなか、彼女は愛を確かめにパリへ行き…。自分を愛する大切さを描くヒューマンドラマ。
ヒロインの弟役でリン・ボーホン(『僕と幽霊が家族になった件』)が出演。釜山国際映画祭上映作。
上映日時(2月上旬発表予定)
監督: リエン・ジエンホン LIEN Chien Hung [練建宏]
2023年 | 台湾・フランス | 105分
『トラブル・ガール』Trouble Girl [小曉]
日本初上映 Japan Premiere
小曉はADHDの少女。学校では孤立し、家でも母親とはうまくいかず、父親は仕事で不在がち。彼女を理解してくれるのは担任のポールだけだった。しかし、嵐の日、彼女は母親とポールの不倫を見てしまい…。
小曉を演じたオードリー・リンは金馬奨主演女優賞で歴代最年少(12歳)受賞。
上映日時(2月上旬発表予定)
監督: ジン・ジアフア CHIN Chia-Hua [靳家驊]
2023年 | 台湾 | 103分
(C)Geppetto Film Studi
『馬語』The Horse
海外初上映 International Premiere
段ボールと荷物が散らかり放題の大きな古いアパートの一室。引っ越しのため、荷造りをしようとしていた女性の前に、突然、茶色の馬が現れる!? 彼女と馬は言葉もなく互いに見つめ合い…。
金馬奨上映作。
上映日時(2月上旬発表予定)
監督: ラン・イーズ LAN Yi-Tzu [藍憶慈]
2023年 | 台湾 | 15分
『ちょっとだけ逃げてもいい?』Right Jabs [我可以暫時逃跑一下嗎?]
海外初上映 International Premiere
太陽が輝き活気に満ちた朝、不動産屋の男は圧迫感と息苦しさを感じていた。行き場のない彼は長年売れ残っている家に向かい、コールガールを呼び出すが、そこには思わぬ展開が待っていた…。
高雄映画祭上映作。
2013年台北電影奨で最優秀短編賞を受賞した監督の最新作。
上映日時(2月上旬発表予定)
監督: ウー・ジーエン WU Zi-En [吳季恩]
2023年 | 台湾 | 23分
『春行』A Journey in Spring [春行]
日本初上映 Japan Premiere
長年、妻に支えられて生きていた男が、突然、妻に先立たれる。男は事実を受け入れられず、妻の死を隠したまま生活を続けていた。やがて、連絡を絶っていた息子がそのことを知り…。全編16mmフィルムで撮影。
サン・セバスティアン国際映画祭最優秀監督賞。シンガポール映画祭脚本賞、妻役のヤン・クイメイが最優秀演技賞。
上映日時(2月上旬発表予定)
監督: ワン・ピンウェン WANG Ping-Wen [王品文]/ ポン・ズーフェイ PENG Tzu-Hui [彭紫惠]
2023年 | 台湾 | 90分
会期:2024年3月1日~3月10日
会場:シネ・リーブル梅田3/1-7、大阪中之島美術館3/1-7、T・ジョイ梅田 3/5-10、ABCホール3/5-10
時間:会場、日により異なる
住所:シネ・リーブル梅田(大阪市北区大淀中1-1- 88 梅田スカイビルタワーイースト4階)、大阪中之島美術館(大阪市北区中之島4-3-1)、T・ジョイ梅田(大阪市北区梅田1-12-6 E-ma(イーマ)ビル7階)、ABCホール(大阪市福島区福島1-1- 30)
TEL・FAX +81-(0)6-4301-7285、+81-(0)6-6373-3302
HP 大阪亞洲影展
主催 :大阪映像文化振興事業実行委員会
協賛:台湾文化部
協力:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター