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【出版】テーマ別おすすめの日本語で読める台湾の本を紹介する「2021 TAIWAN BOOKSTAR」小冊子を発行しました


   台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは、台湾の素晴らしい書籍と作家を日本の読者の皆様に紹介するために、アメリカのTIME誌に「アジアで最も優れた書店」と称される台湾の誠品書店と協力し、「2021 TAIWAN BOOKSTAR」を発行しました。この小冊子「2021 TAIWAN BOOKSTAR」はその名の通り、一冊一冊がまるで星のように、文化を伝える力を湛えて輝いています。台湾の素晴らしい書籍と作家を日本の読者の皆様に紹介したいときらめいています。

 今年は幸運にも誠品書店と協力することができました。誠品書店は人文芸術書を専門とする書店としての長年の努力が実を結び、成熟したライフスタイルブランドとしての地位を確立し、アジアで最も重要な文化資産の一つとなっています。誠品書店は読書の促進と美しい生活の創造に取り組んできました。毎年発行される年間ベストセラートップ100は信頼度の高い売り上げランキングであり、中国語書籍市場の指標となっています。

  「2021 TAIWAN BOOKSTAR」は「南方の夢」を年度テーマとし、文学、グラフィックデザイン、人文科学の普及などの枠を越え、「文学の夢」、「南方生活」、「台湾職人」の三つのテーマを通して、皆様を南方の夢の世界にお連れいたします。日本にとって台湾とは、よく知っているはずなのに突然知らない顔を見せる不思議な感覚の南方の島です。この小さな島には高山も湖も、峡谷も断崖も、また名所旧跡もあれば、伝統的な市場やグルメもあります。台湾で最も感動的なのは台湾人の情熱と人情味なのです。しかし、そのような感情と記憶の担い手となる台湾の書籍が日本の皆様の心に印象を残すことは多くありませんでした。  

   誠品書店の長期に渡る中国語出版物の読書傾向観察から「2021 TAIWAN BOOKSTAR」では18冊の出版済、出版予定の作品を「テーマ別ブックリスト」としてピックアップしました。また台湾を代表する作家として、蔡素芬、何敬堯、焦桐の三人を推薦しています。台湾の特色を濃厚に伝える3人の著作を通して、読者の皆様がこの台湾という土地に対してさらに一層の親近感を持っていただける信じています。

 どうぞ皆様、この小冊子がいざなう南方の文化探索の旅に出て、豊穣な文化の奥深さを体験してください。

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「2021 TAIWAN BOOKSTAR」日本語小冊子は、11月より台北駐日経済文化代表処台湾文化センターおよび90カ所の書店や台湾関連施設で無料配布。
小冊子の内容は当センターのウェブサイトでも同時公開する。
 「2021 TAIWAN BOOKSTAR」PDF版ダウンロードリンク↓
https://file.moc.gov.tw/001/Upload/OldFiles/AdminUploads/files/202111/db277a58-3e65-4849-83de-57534f62a6bf.pdf

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「2021 TAIWAN BOOKSTAR」
2021年11月発行
発行|台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
企画・編集・制作|誠品書店 eslite bookstore
編集・執筆|誠品書店編集部
カバーデザイナー:陳又凌(チェン・ユーリン╱Chen Yu-lin) 
印刷|經緯印藝