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台湾国家人権博物館特別展「私たちのくらしと人権」

グローバル化の波、ポピュリズムの台頭、気候変動の加速、新型コロナウイルス感染症の拡大など、21世紀の国際社会は多くの共通課題を抱えています。科学技術が飛躍的な進歩を遂げても、人類の生存危機を脅かす資源不足、貧富の格差、戦争がもたらす混乱は一向になくなりません。

 歴史をたどれば、人類は恐怖や不安に直面したとき、自己防衛の名のもとに他者の権利を侵害してきました。難しい状況の中でも、私たちは人権とは何かを理解し、人権の実現に至った険しい道のりを振り返る必要があります。そうしてこそ、存亡の危機に立ち、決断を迫られたときに、人権の価値を守り抜くよう自戒することができるのです。

  2021年、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは台湾の国家人権博物館、日本台湾修学旅行支援研究者ネットワーク(SNET台湾)と協力して、特別展「私たちのくらしと人権」を開催します。人権の意味や台湾における人権実現の歴史、および現代の国際社会が直面する人権問題について、一層の理解を深める機会となれば幸いです。


2021年9月15日からスタートした台湾国家人権博物館特別展「私たちのくらしと人権」を、11月30日まで会期延長することを決定いたしました。 
開催期間中、朝日新聞、毎日新聞、時事通信社などの多くのメディア紹介によって高い関心を集め、来場者に好評を得ていることにつき、この度の会期延長となりました。皆さんのご来館をお待ちいたしております。



国家人権博物館特別展「私たちのくらしと人権」の特設サイト
https://snet-taiwan.jp/twhr/