人との距離を守れと促されるコロナ禍が長引くなか、同じ空間をシェアする共生の意味を、台湾と日本のドキュメンタリー映画を通して考察する上映&ディスカッションの連続企画。台北駐日経済文化代表処台湾文化センターの支援により、台湾国際ドキュメンタリー映画祭を主催する「台湾映画と視聴文化センター(TFAI)」とYIDFFが、YIDFF 2021(2021年10月)から、アジアのドキュメンタリー制作者が集うアーティスト・イン・レジデンス「山形ドキュメンタリー道場4」の開催時期(2022年2月)まで、毎月オンラインで上映とトークのイベントを開催します。
[YIDFF 2021にて]
オンライン・トークイベント
[日時]10月11日[月]11:00-12:30
今年のアジア千波万波で上映される台湾映画2作はどちらも、ヴェトナム人の移民労働者が見えない存在とされる状況を、それぞれ対照的な方法で描いている。日本プログラムの『へんしんっ!』は自ら車椅子生活を送る監督が映画作りを通して身体の表現を発見していく。トークイベントでは監督たちがオンラインで集い通訳を介しながら、同じ空間と社会で共生する意味をあらためて話し合う。
[出演]
蘇育賢(スー・ユーシェン)(『駆け込み宿』監督)
曾文珍(ツォン・ウェンチェン)(『異国での生活から』監督)
石田智哉(『へんしんっ!』監督)
[進行]
林木材(ウッド・リン)(台湾国際ドキュメンタリー映画祭プログラム・ディレクター)
[協力]
台湾文化部
台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
台湾映画と視聴文化センター(TFAI)
主催:山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会
https://www.yidff.jp/2021/program/21p9.html#tfai