ハヤシ百貨店や松山文創園区など、日本統治時代の建築がリノベーションされて観光スポットとなり、注目されています。では、近代化な街並みが急速に整備されていた当時、台湾の人びとは何を着て、何を食べ、何を楽しんでいたのでしょう? ファッション、ショッピング、旅、カフェ、音楽…… セピア色の「懐かしさ」のなかから、まばゆいようなあの頃の青春と流行、そして色あざやかな女性たちの生き方を見つけてみましょう。
今回は、日本統治時代・台湾の大衆文化史を詳らかにする力作『島嶼浮世繪:日治臺灣的大眾生活』などの著作がある、歴史家・蔣竹山さんをお招きし、消費と都市という観点から当時の普通の人びとの生活について語っていただきます。
日時:10月2日(日)14時から(1時間半程度)
会場:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター(最寄りは東京メトロ虎ノ門駅)
定員:80名(入場無料、予約制。30分前開場、自由席)→ご予約の方は本ページ下の「参加申込」をクリックしてください。必要事項を記入のうえ、申込みいただくと、予約確認メールが自動返信されます(迷惑メールに分類される場合があります。事前に設定をご確認ください)。*記入項目のCAPTCHAは「音声再生」の左の4文字です。
ゲスト:蔣竹山(歴史家、東華大学歴史学部副教授)
司会、通訳:天野健太郎(『日本統治時代の台湾』、『台湾少女、洋裁に出会う』訳者)
◇「台湾カルチャーミーティング」第6回は9月25日に、同じく日本統治時代の台湾をテーマに開催いたします(ゲストは川本三郎さん)。ご興味あるかたはぜひ、こちらもご参加くださいhttps://jp.taiwan.culture.tw/News_Content.aspx?n=365&s=6065
○ゲストプロフィール
蔣竹山(しょうちくざん/ジャン・ジューシャン)
1968年生まれ。東華大学歴史学部副教授、人文社会学院(大学院)大衆史学研究センター主任。「大衆の、大衆による、大衆のための歴史」をモットーに、日本統治時代を中心とする大衆文化史や近代東アジアの「モノ」の流れを研究テーマとしている。著書に『島嶼浮世繪:日治臺灣的大眾生活』『裸體抗砲:你所不知道的暗黑明清史讀本』(ともに蔚藍文化)、『當代史學研究的趨勢、方法與實踐:從新文化史到全球史』(五南圖書出版)がある。ブログ「新文化史部落格」http://blog.sina.com.tw/ginseng/ Facebook「台灣歷史評論」https://www.facebook.com/Taiwan.Historical.Review/
◇「台湾カルチャーミーティング」第7回は絵本をテーマに10月29日、第8回は現代文学をテーマに11月5日、それぞれ開催予定です。詳細は後日、本サイトで告知いたします。どうぞご期待ください。