台北駐日経済文化代表処台湾文化センターとSNET台湾の共同企画「おうちで楽しもう台湾の博物館」では、コロナ禍による台湾ロスにお嘆きのみなさまに、台湾を代表する10の博物館が制作した魅力的な動画に解説と日本語字幕をつけて配信します。10の博物館が描き出す台湾像はそれぞれの彩りで、多様性に満ちた台湾文化の世界にみなさんを誘います。
「おうちで楽しもう台湾の博物館」第9回は衛武営国家芸術文化センターです。
衛武営という厳めしい響きは、この場所が日本統治時期から戦後を通じて長らく軍用地であったことに由来します。その跡地が広大な公園となり、2018年に台湾南部では初となる国家規模の総合芸術施設がオープンしました。台湾の榕樹(ガジュマル)の林をモチーフとする特徴的な建築は、オランダの建築家フランシーヌ・ホウベン(Francine Houben)氏による設計で、国際建築賞2020 (International Architecture Awards 2020)「博物館と文化建築部門」入賞をはじめ、数々の建築賞を受賞しています。また、2019年には、米タイム誌によって「今すぐ体験すべき旅行先 (100 destinations to experience right now)」の「訪れるべき場所」にも選ばれています。今回は同センターが制作した6本の動画をご覧いただきますが、1本目がホウベン氏のインタビュー、6本目が建築の見どころを迫力のカメラワークで紹介する映像です。
オペラハウス、コンサートホール、シアター、リサイタルホールの4つのホールと屋外劇場などから構成される同センターは、単に質の高い芸術公演を提供するだけでなく、すべての人が能動的に芸術を楽しむことができるように、市民と芸術を近づける様々な活動をしています。今回の動画では、子どもたちのための芸術鑑賞プログラム「芸企学」、芸術作品を介して若者と高齢者の世代を超えた対話を創出する「芸術対話・世代交流」プロジェクト、目や耳に障害を持つ人々のための「大眼晴・大耳朵」プロジェクト、鑑賞だけでなく実演に挑戦する「観劇芸術体験教育計画」を紹介しています。
衛武営国家芸術文化センター(中国語・英語)
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台湾文化部による紹介(日本語)
https://www.moc.gov.tw/jp/information...
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