台湾と日本の絆を紡いできた
台湾のボランティア精神
一般財団法人 三和徳育会理事長 松村 勲
日本が台湾に対して感じるノスタルジックな親近感、台湾が日本に対して抱いている憧れ。近隣との相互扶助精神に富み、ボランティア活動が盛んな台湾。台湾発、世界へ広がるボランティア活動を紹介します。
9/3(土)13:00~14:30
【会場・申し込み】 川崎センター(044-221-5590)
鉄道史から見る台湾の今むかし
作家 小牟田 哲彦
戦前、日本統治下で鉄道網が拡大した台湾では、日本式の列車や鉄道文化が多くの人に親しまれました。その影響は、日本の新幹線方式を採用した高速鉄道が走る現代にも及んでいます。戦前、戦後の旅行ガイドブックや鉄道写真を通して、日本人にもなじみが深い台湾の鉄道旅行史に触れてみましょう。
9/4(日)15:00~16:30
【会場・申し込み】 荻窪センター(03-3392-8891)
台湾における歴史的建造物の保存と活用について
日本統治時代の遺構を例に
工学院大学客員研究員 二村 悟
台湾の歴史的建造物の法制度を概説し、事例を取り上げて、その歴史的建造物が保存されるに至った経緯を概観し、その後の活用状況などについても触れていきたいと思います。
9/24(土)10:30~12:30
【会場・申し込み】横浜センター(045-465-2010)
日本語文学を通じて訪ねる台湾の人々の心
横浜国立大学教授
台湾文学研究者 垂水 千恵
戦前、日本語教育を受けた台湾人作家たちは日本語での文学作品を発表しました。楊逵、呂赫若といった代表的作家の作品を通じて、日本の植民地統治下に生きた台湾の人々の心を訪ねてみましょう。また、現代の「日本語作家」、温又柔さんのエッセイ『台湾生まれ 日本語育ち』や、台湾で大ヒットしたドキュメンタリー映画『湾生回家』にも触れる予定です。
9/25(日)11:00~12:30
【会場・申し込み】川崎センター(044-221-5590)
台湾の伝統芸能 布袋戯の魅力
大正大学文学部人文学科准教授 伏木 香織
台湾の伝統芸能として名高い布袋戯(ポテヒ)は、「守るべき伝統」の枠を超え、テレビの専門チャンネルが存在するほどの人気を持つ芸能です。小さな舞台に宝物のように詰め込まれた指人形芝居から、野外で行われる大掛かりで火や煙を盛大に使うスペクタクルな舞台、大型で美しく進化した人形による武侠劇まで、多彩な姿を見せます。本講座では、それらの多様な布袋戯を楽しむための、布袋戯の基礎知識を学びます。
10/9(日)14:00~15:30
【会場・申し込み】北千住センター(03-3870-2061)
多言語社会台湾における客家語
中央大学法学部教授 遠藤 雅裕
台湾は九州ほどの面積ながら、多元的な文化が息づいており、言語もまた多元的です。今回は、日本統治時代以前より台湾で使われている客家(はっか)語に焦点を絞り、日本人にはあまり知られていない客家語そのものの特徴から言語政策などを含む社会的位置づけまでをお話しいたします。
10/29(土)14:00~15:30
【会場・申し込み】荻窪センター(03-3392-8891)
台湾の工芸と柳宗悦
東京民藝協会会員 天野 朗子
民藝運動の創始者・柳宗悦は、1943(昭和18)年に調査のため台湾を訪れ、約1か月かけて各地でさまざまな生活工芸品や、台湾独自の民俗、文化を視察しています。調査の経緯やエピソード、柳の目に留まったものを行程に沿ってご紹介しながら、73年前の柳の台湾での足跡をたどります。
10/30(日)14:30~16:00
台湾漫画展覧会
台湾の人気漫画家・葉明軒さん、AKRUさんの作品展を開催します。エネルギッシュな台湾漫画の世界をお楽しみください。
【会場・開催期間】
横浜センター(045-465-2010)/10月7日(金)~9日(日)
北千住センター(03-3870-2061)/10月15日(土)~19日(水)
八王子センター(042-622-6211)/10月23日(日)~29日(土)
台湾舞踊団パフォーマンス
京葉センター35周年記念イベントの特別ゲストとして、台南市から雞屎藤新民族舞團(Fevervine Dance Theatre)が来日。華麗なステージパフォーマンスを披露します。
1.海安夢華録録ー藝妲、南音與婆姐
2.昭和摩登ー林林百貨的ー天
【日 時】
11月3日(木・祝)
【会 場】
三井ショッピングパーク
ららぽーとTOKYO BAY
北館1階中央広場(千葉県船橋市)
【問い合わせ】
事業本部(03-3642-4301)
【共催】台湾文化部 台北駐日經濟文化代表処台湾文化センター