定員に達しましたため、受付を締め切りました。たくさんのお申込みありがとうございました。
総統府など日本統治時代の建物が現役で使われ、またハヤシ百貨など外観は昔のまま、リノベーションを加えて新しい商業・カルチャースポットに生まれ変わり、内外の観光客に人気となっています。そして台北から台南、屏東、宜蘭……台湾の路地を歩けば、昔ながらの民家があちこちに残っていて、窓を飾る鉄窓花(面格子)、リビングの足元を飾る人造石、壁や床を彩るタイルなど、美しいレトロデザインが見つかります。懐かしい建築ディテールには、台湾の人びとの生活が詰まっているのです。
台湾の文化人・クリエーターを招き、台湾好きのみなさんと台湾文化について語り合う「台湾カルチャーミーティング」。今年度第1回目は、日本語版著作『台湾レトロ建築案内』が刊行されたばかりで、台湾全土の古い民家を訪れ、レトロなデザインを見つける建築観賞ユニット「老屋顔」楊朝景さん、辛永勝さんに、長年にわたって集めた写真とともに、ツーリストが訪れることができる台湾レトロ建築の観賞ポイントを教えていただきます。次の台湾旅行を計画中のかた、建築好きのかた、台湾人の生活に興味があるかた…… どうぞふるってご参加ください。
日時:3月17日(土)14時から(およそ1時間半)
会場:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター(東京メトロ虎ノ門駅より徒歩1分)
定員:80名(入場無料、予約制。30分前開場、自由席)→ご予約の方は本ページ下の「参加申込」をクリックしてください。必要事項を記入のうえ、申込みいただくと、予約確認メールが自動返信されます(迷惑メールに分類される場合があります。事前に設定をご確認ください)。記入項目のCAPTCHAは「音声再生」の左の横文字を枠にご記入ください。CAPTCHAのエラーと時間切れの場合になりましたら、リロードしてもう一度ご記入ください。
ゲスト:楊朝景(ようちょうけい)、辛永勝(しんえいしょう) (逐次通訳あり)
司会:天野健太郎(『歩道橋の魔術師』『星空』訳者)
◯ゲストプロフィール
「老屋顔(ラオウーイェン)」 楊朝景(ようちょうけい)、辛永勝(しんえいしょう)
2013年から台湾各地に足を運んで、各年代のレトロ建築を訊ね歩き、レトロ建築のファンクラブ「老屋顔」を設立。SNSによる情報発信のほか、展示の開催、アプリの開発など、さまざまな形で台湾の古い家屋とその背景を紹介している。今年1月に日本語版『台湾レトロ建築案内』(エクスナレッジ刊)が刊行されたほか、離島まで脚を伸ばした第二弾『再訪老屋顔』も台湾で昨年台湾で刊行。