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【文学映画】台湾文化センター 映画+文学イベント(上映会とトークショー)のお知らせ

【文学映画】台湾文化センター 映画+文学イベント(上映会とトークショー)のお知らせ

【台湾、秋の文化祭開幕!】


◇イベント概要


タイトル:「映画と文学で台湾を楽しむ 上映&トークショー」


日時:2015年10月-11月(全6回)


場所:虎ノ門・台湾文化センター(ホール) 東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル2階


定員各50名 (入場無料、予約制・自由席、30分前開場)


ゲスト:日本、台湾の作家、クリエイター、研究者など(台湾人ゲストの場合は通訳あり)


主催・問合せ:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(http://jp.taiwan.culture.tw TEL:03-6206-6180)


          


趣旨:『流』(東山彰良著)の直木賞受賞をきっかけに、台湾の文学に注目が集まっています。でも、台湾人が書いた小説にはどんなものがあるのでしょう? 残念ながらこれまで少し影が薄かった台湾文学を、日本で長年親しまれている“台湾映画”を切り口に紹介するトーク&上映イベントです。台湾の作家、イラストレーター、映画監督、さらに日本からは台湾をよく知る作家、研究者をお招きし、文学や映画の話から、さらに歴史やくらし、仕事、家族などそれぞれのテーマで、日本のみなさんに楽しい台湾トークをしていただきます。台湾カルチャーに興味がある人には、台湾人クリエイターの声を生で聞き、直接交流する貴重な機会です。ぜひ、映像と活字と声で、もっと台湾を楽しんでください。


 


◇注意事項 ※映画は日本語字幕つきです。※紹介する書籍の販売はしておりません。


※トーク(Q&A含む)は90分程度を予定しています。※聞き手・通訳は聞文堂・天野健太郎が担当します。


※予約方法は本ページ最後をご覧ください 


    


◇各回日時/トークテーマ/ゲスト/紹介文学作品/上映映画作品


 


第1回10月3日(土)午後2時~ (特別編 トーク90分+Q&A。当日映画上映なし)


テーマ:台湾ミステリーの謎を解く――島田荘司推理小説賞の軌跡


ゲスト:島田荘司、寵物先生(ミスターペッツ)


紹介書籍:『虚擬街頭漂流記』(文藝春秋)ほか


中国語圏のすぐれたミステリー作家を発掘する島田荘司推理小説賞。今年で第4回を迎える本賞の歩みと台湾ミステリーの今と未来を、台湾でも絶大な人気を誇る新本格ミステリーの巨匠・島田荘司さんと第1回受賞者のミスターペッツさんのお二人に語っていただきます。台湾ミステリーは初めて、という人もぜひおふたりのトークを手がかりに、台湾ミステリーの謎を解いてみましょう!


 


☆前夜祭・映画上映会10月2日(金)19時00分~


「あなたなしでは生きてゆけない(不能没有你)」(93分)戴立忍(レオン・ダイ)監督(出演:陳文彬ほか)


※前夜祭は映画上映のみとなります。ゲストは登壇しません。(入場無料。予約不要、自由席)


 


第2回10月17日(土)午後2時~【お申し込みが定員に達しましたので、第2回の応募締め切りとさせていただきます。多数のお申込み、誠に有難うございました。】


テーマ:台湾と日本、家族の形――長い余生を、どう見送るか


ゲスト:中島京子(作家)


紹介書籍と映画:『長いお別れ』『のろのろ歩け』(文藝春秋)、龍應台『父を見送る』(白水社)


上映映画作品:記録映画「Viva Tonal 跳舞時代」(104分)郭珍弟、簡偉斯共同監督


誰でもいつかは向かい合わなければならない、肉親との別れ。近いけれども異なる国の二人の作家が、偶然同じテーマで作品を発表しました。台湾を舞台に『のろのろ歩け』を書いた中島京子さんに、これまでの台湾経験とともに、『長いお別れ』で描かれた父との別れと家族の介護についてお話を聞きます。台湾と日本で、家族のあり方や老い、死の捉え方になにか違いはあるのでしょうか?


 


      


 


第3回10月24日(土)午後2時~お申し込みが定員に達しましたので、第3回の応募締め切りとさせていただきます。多数のお申込み、誠に有難うございました。】


テーマ:ホウ・シャオシェンの100年――悲情城市から百年恋歌


ゲスト:田村志津枝(台湾映画研究者)


紹介書籍と映画:鍾文音『短歌行』(作品社)


上映映画作品:「百年恋歌(最好的時光)」(132分)ホウ・シャオシェン監督(出演チャン・チェン、スー・チーほか)


最新作「黒衣の刺客」でカンヌ映画祭コンペ部門監督賞を受賞し、その健在ぶりをアピールしたホウ・シャオシェン。今回は台湾映画研究者・田村志津枝さんに、台湾ニューシネマの頂点である「悲情城市」の製作背景・上映状況を振り返り、台湾の戦前、戦後、現在を描いた「百年恋歌」を中心にホウ・シャオシェンの歴史観と彼の青春の日々などをお訊きします。




 


第4回11月7日(土)午後2時~【お申し込みが定員に達しましたので、第4回の応募締め切りとさせていただきます。多数のお申込み、誠に有難うございました。】


テーマ:台湾人イラストレーターが描く台湾の楽しい日常――マンガ、絵文字、スタンプの作り方


ゲスト:彎彎ワンワン)(イラストレーター)


紹介書籍と映画:『彎彎作品(当日配布)、鍾肇政『永遠のルピナス』(研文出版)


上映映画作品:「Orzボーイズ!(冏男孩)」(103分)ヤン・ヤーチェ監督(出演:李冠毅、潘親御ほか)


映画『あの頃、君を追いかけた』に出演するなど、マルチな才能を発揮するイラストレーター彎彎さん。ユーモラスに日常を描くマンガや、かわいくてとぼけたタッチのイラスト作品を通じて、台湾の一般人のくらし(=学校、仕事、恋愛…)について楽しく語っていただきます。台湾のマンガ家の苦労話も聞けるかも。


 



 


第5回11月8日(日)午後2時~【お申し込みが定員に達しましたので、第5回の応募締め切りとさせていただきます。多数のお申込み、誠に有難うございました。】


テーマ:ふたつの時代、ふたつの国――日本語で描かれた台湾


ゲスト:垂水千恵(台湾文学研究者)


紹介書籍と映画:『星新一『人民は弱し官吏は強し』、『邱永漢短編小説傑作選 見えない国境線』(ともに新潮社)、日本統治時代の台湾人作家作品


上映映画作品:「1895」(110分)洪智育監督(出演:ウェン・シェンハオ、シェリル・ヤンほか)


台湾にはかつて、台湾人が日本語で書いた文学がありました。異民族に支配された時代を生き抜いた台湾の人々を、日本語テキストを通じて知る試みです。台湾文学研究者である垂水千恵先生に、戦前、日本語小説を書いた台湾人作家と戦後日本へ移った台湾人作家、さらに日本語で台湾を描いた日本人作家を紹介し、そこに隠された“ストーリー”を解き明かしていただきます。


 


第6回11月14日(土)午後2時~【お申し込みが定員に達しましたので、第6回の応募締め切りとさせていただきます。多数のお申込み、誠に有難うございました。】


テーマ:金馬奨(ゴールデンホースアワード)の50年、台湾映画の50年――台湾ニューシネマと今


ゲスト:楊力州(映画監督)


紹介書籍と映画:『朱天文、朱天心、張系国ほか『台北ストーリー』(国書刊行会)


上映映画作品:記録映画「あの頃、この時(那時此刻)」(110分)楊力州監督 (※映画上映が先になります。)


記録映画の名手が描く台湾映画史――台湾でもっとも権威ある映画賞「金馬奨」とはいったいなにか? 台湾ニューシネマの時代はどうやって来て、どう去ったのか。暗黒期を経て商業的な成功を手に入れた台湾映画の今とこれから…… 監督自身によるトークで詳らかにします。台湾のキラ星のスター・監督が登場する作品は、台湾映画ファン必見です。


 


 


 


◇予約について


本イベントは予約制です(定員50名。入場無料)。


10月開催分(第1回、第2回、第3回)の予約は、9月7日午前10時より受け付けます。


予約申込み先:台湾文化センター(電話かメール)03-6206-6180/ moctokyo@gmail.com


イベント名(日付とゲスト名)、参加者全員の氏名、代表者の連絡先(携帯電話番号かメールアドレス)をお知らせください。(電話受け付けは平日10時-17時になります。メールの方は予約完了の返信メールをお送りします。それが届かない場合は、お手数ですがもう一度ご連絡をお願いいたします。)


開場は各回開演30分前で、自由席です。開演時間までに入場いただけない場合、見やすい席を確保できない場合があります。


 


※11月開催分(第4回、第5回、第6回)の予約は、10月5日午前10時より受け付け予定です。


 


 


○台北駐日経済文化代表処台湾文化センターへのアクセス https://jp.taiwan.culture.tw/cp.aspx?n=362



東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル2階(TEL:03-6206-6180) 


【最寄り駅】


東京メトロ「虎ノ門駅」9番出口 徒歩 約1分


東京メトロ「霞ヶ関駅」C2出口 徒歩 約3分


都営地下鉄「内幸町駅」A4出口 徒歩 約7分


JR「新橋駅」 日比谷口 徒歩 約12分