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「TIFFCOM台湾の夜」レセプションが駐日代表処で開催

「TIFFCOM台湾の夜」レセプションが駐日代表処で開催

台北駐日経済文化代表処(以下、駐日代表処)は10月22日夜、東京国際映画祭(TIFF)の併設マーケット「TIFFCOM2014」に10月21日~23日の3日間出展している台湾のコンテンツ業者および日本をはじめ海外の関連業者を招き、「TIFFCOM台湾の夜(東京国際影視展台湾之夜)」のレセプションを開催した。


 駐日代表処の沈斯淳・代表はあいさつの中で、今年11月から来年1月にかけて台湾映画「祝宴!シェフ」、「天空からの招待状」、「KANO」などの上映、TIFFに「共犯」が出品されることを紹介すると共に、「今晩の交流を通して、日本および各国の映像関係者と台湾の映画、テレビドラマとの協力交流がより一層深まるよう願っている」と述べた。


 TIFFCOMの台湾パビリオン出展全般の実務を執り行っている「台北市影音節目製作商業同業公会」の楊継昌・理事長は、今年のTIFFCOMに出展した台湾のテレビおよび制作会社27社は、台湾の最高レベルの映像・音楽コンテンツ業者を代表していると強調し、「TIFFCOMへの参加がきっかけとなり、世界各国の出展業者との業務提携につながると共に、出展業者との話し合いを通して、俳優の交流、共同制作などの可能性も出てくることを期待している」とあいさつした。


 乾杯の音頭をとったTIFFの椎名保ディレクター・ジェネラルは、今年で11回目となったTIFFCOMでバイヤー登録数が最も多かったのが台湾であると紹介し、映画を通した台日間のさらなる交流を期待した。


 会場には、TIFF「ワールド・フォーカス」部門のノミネート作品となった「共犯」の張栄吉(チャン・ロンジー)監督、来年3月に日本のケーブルテレビでの放送およびDVDの発売が決まった八大電視制作のテレビドラマ「妹妹(僕らのメヌエット)」の脚本を担当した徐誉庭さん、主演男優の藍正龍(ラン・ジェンロン)さんらも出席した。ゲストを代表してあいさつした張監督は、「『共犯』は私の2作目の作品であり、TIFFにノミネートされ嬉しい」と語った。同夜はTIFFの主催組織関係者、内外のメディア関係者らも出席し、活気ある交流が行われた。