本展は台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで開催される、布袋戯(ポテヒ)を総覧する初の展覧会です。 好評につき、展示期間を11月30日まで延長します。日本で布袋戯の展示をご覧になる機会はめったにありません。ご興味ある方はぜひ、お越しください!
布袋戯とは、200年以上の歴史を持つ人形劇で、台湾の街かどで、愛され続けてきた大衆娯楽の一つです。庶民の芸能として誕生した布袋戯は、常に新しいものを取り入れ、時代とともに進化し続けてきました。伝統を受け継ぐ演目に加え、意欲的な“新作布袋戯"が次々と生み出されています。
長い歴史を経て、今もなお多くの人々を惹きつける布袋戯は、時代を超えた台湾を代表する一大エンターテインメントとも言えます。
2022年の9月に台湾文化部(省)が主催する、台北木偶劇団×十三代目結城孫三郎•三代目両川船遊X佐藤信の公演(杉並区、座・高円寺)に合わせ、台湾における布袋戯、そして台北木偶劇団をより知っていただくための本展は、6つの小テーマに分けてその歩みと魅力を伝える企画展となっております。また「布袋戯(ポテヒ)」の体験コーナーを設けております。皆様のご来館をお待ちしております。
今回展示に合わせて、布袋戯『神の威を借るウソつき灯猴(原題:白賊燈猴天借膽)』映像上映会を9月30日(金曜)15時と10月7日(金曜)15時、台湾文化センターで開催することになりました(自由席、先着順)。『神の威を借るウソつき灯猴』は台湾戯曲センター(臺灣戲曲中心)で2020年の7月に上演された演目で、光と影のパフォーマンスの要素を組み合わせるなど、台北木偶劇団がコロナ渦の中で発表した、伝統的な人形劇を新たな形で表現した意欲作です。日本で見られる機会のは今回だけなので、ぜひご来場ください。詳細 https://jp.taiwan.culture.tw/News_Content.aspx?n=365&s=96124
【会場】
台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
(東京都港区虎ノ門1丁目1−12 虎ノ門ビル2階)
【開催期間】
2022年8月29日(月)~11月30日(水)
【展示テーマ】
1・台湾の伝統人形劇「布袋戯(ポテヒ)」とは
2.南管布袋戯
3.北管布袋戯
4.内台布袋戯(室内劇布袋戯)
5.テレビ布袋戯
6.新生布袋戯、こども向け布袋戯
【台北木偶劇団紹介動画】
【展示パンフレット】
「指先に宿る命 台湾布袋戯の原点」展パンフレットPDF