※何卒台湾文化センター(開館時間:10時-17時 土、日曜と祝祭日休館)と誠品生活日本橋のホームページで開館時間をご確認した上、ご来場ください。
台湾文化部(文部科学省相当)では今、台湾ならではの文化の特色を結びあわせ、積極的に「テーマ性・ストーリー性」をもった、魅力的な国際観光周遊ルート、すなわち文化路徑(カルチャールート)をつくり出そうと試みています。これによって、台湾文化のアイデンティティと拠り所を求め、異なるエスニシティ間の相互理解と交流を促します。また貴重な文化財を保存し、文化観光の発展に寄与していきます。
日本の皆さまが台湾カルチャーの美を深く知る道しるべとなるよう、今年のカルチャーミーティングでは「文化路徑 鉄道編」のトピックをもって、台湾文化センターならびに誠品生活日本橋で展覧会などを開催します。また、会場に来られない方のために、オンラインで展示会の見どころをダイジェストでお届けします。もっと近くて大きな写真でご覧になりたい方はぜひご来場ください。
台北駐日経済文化代表処謝長廷代表のご挨拶
【「迷‧鐵道」(約24分)】
出展するカメラマンが来日して講座を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で来日できないため、10名の鉄道写真家にインタビューし、ビデオメッセージで台湾の鉄道の美を語っていただきます。インタビューに台湾の鉄道の風景映像を挿入し、オンラインの旅が体験できます。
10名の台湾の著名な鉄道写真家によるそれぞれ異なる視点からの台湾の鉄道フォト作品を展示し、台鉄、高速鉄道、製糖鉄道、森林鉄道、鉱山鉄道、都市鉄道など台湾の鉄道の美しさを持て余すことなく紹介します。
【台湾文化センター会場】
新北市十分新平渓鉱山鉄道。採鉱業が停止したあと、新平渓鉱物博物館として営業している。
左上から1.台鉄台東線旧山里トンネル群、台東線山里駅(廃線) 2.台鉄南迴線枋野大石頭山
左下から3.台鉄平渓線 4.台湾高速鉄道大安渓と大甲鉄砧山 5. 台鉄台東線花蓮玉里客城大橋南
左上から 1.阿里山森林鉄道 2.台鉄南迴線 3.台鉄南迴線多良駅 4.糖業鉄道勝利号客車・烏樹林製糖工場
左下から 5.阿里山森林鉄道水社寮駅 6.台鉄南迴線小石山 7.台鉄南迴線金崙渓8.糖業鉄道車庫
左から 1.雲林虎尾糖業鉄道 2.台鉄台東線、花蓮吉安 3.台鉄平渓線平渓老街 4.台北市地下鉄文湖線
左上から 1.台湾中油花蓮北埔支線(すでに廃線) 2.台鉄台東線台東鹿野新良湿地 3.台鉄台東線花蓮玉里
左下から 4.台鉄台東線 5.台鉄宜蘭線貢寮田寮洋湿地 6.台鉄宜蘭線頭城梗枋
出展作品はすべて台鉄屏東線沿線(林辺養魚池、東港など)。
左上から 1.台鉄台東線通票(タブレット) 2.無空調普通車車内風景 3.台鉄台東線通票(タブレット)
左下から 4-6.雲林県虎尾製糖工場馬公厝線(台湾に現存する唯一の現役鉄道路線)
左上から 1.台糖鉄道虎尾渓橋、現雲林県古跡(列車は廃線) 2.台鉄平渓線 3.台鉄宜蘭線と蘭陽平原、亀山島 4.台鉄台東線花蓮玉里(現在は路線変更)
左下から 5.台北MRT淡水線関渡駅 6.台湾高鉄苗栗西湖 7.台鉄DT688号蒸気機関車台東車両基地 8.台鉄宜蘭線と基隆渓谷、猴硐-三貂嶺間 9. 台鉄旧宜蘭線猴硐トンネル群
以上の作品の列車はすべて日本製の車両。
左から 1.高雄臨海港線(現高雄軽軌路線) 2.手前に高雄軽軌路面電車車両基地、後方に旧台鉄停車場(遷移済み)
左上から 1.台鉄縦貫線八堵-三坑間/基隆竹子嶺トンネル北口 2.台鉄縦貫線海線
左下から 3.苗栗後龍下三叉川橋 4.台鉄台東線花蓮線玉里北 5. 台鉄縦貫線海線苗栗通宵駅/蒸気機関車DT668回送
【誠品生活日本橋会場】
多様な台湾鉄道車両 変化に富んだ台湾鉄道の人文風景
台糖鉄道馬公厝線 雲林縣虎尾鎮
阿里山森林鉄道 嘉義県阿里山鄉台鉄台東線新自強隧道南口 花蓮県玉里鄉 ゼロ系新幹線花魁車(建築限界測定車)-台湾高鉄竹北車輛基地 新竹県竹北市
切符の印刷の活字母型や、今も発行されている台鉄の硬券などの鉄道に関する貴重な資料を展示します。