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紀伊國屋書店「台湾ブックフェア」が開催、29名の専門家による「台湾書旅―台湾を知るためのブックガイド」発刊

紀伊國屋書店「台湾ブックフェア」が開催、29名の専門家による「台湾書旅―台湾を知るためのブックガイド」発刊

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台北駐日経済文化代表処台湾文化センターと紀伊國屋書店が共同開催する「台湾ブックフェア」のオープニングセレモニーが9月2日に紀伊國屋新宿本店で開催され、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表、古屋圭司・日華議員懇談会会長/衆議院議員、谷崎泰明・日本台湾交流協会理事長、高井昌史・紀伊國屋書店会長らが出席し、テープカットを行った。


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オープニングセレモニーのテープカット



 このなかで謝長廷・駐日代表は、「よく書店に通い、本を買い、読書を楽しんでいるので、書店が日本社会に台湾を紹介するショーウインドーであることをよく知っている。ぜひ、台湾ブックフェアで興味ある台湾の本を手に取って読んでほしい。台湾と日本の百年の絆の交流をより深く知り、この台日の友情を次の百年に向けて継承していければと願っている」と挨拶した。

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 挨拶する謝長廷・駐日代表



「台湾ブックフェア」は9月に日本各主要都市の紀伊國屋(東京新宿本店、Books Kinokuniya Tokyo、横浜店、大阪梅田本店、福岡本店、札幌本店)で開催され、日本語に翻訳された台湾書籍および台湾に関する書籍を日本の人々に紹介する。


 日本では毎年100点以上の台湾書籍の日本語訳版および台湾関連書籍が発刊されていることから、今回より多くの日本の読者に台湾の書籍を知ってもらうため、台湾文化センターと紀伊國屋書店は「台湾書旅―台湾を知るためのブックガイド」を発刊し、「台湾ブックフェア」の書棚に並ぶ書籍を紹介している。


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紀伊國屋新宿本店「台湾ブックフェア」会場


 同ブックガイドは「日本台湾教育支援研究者ネットワーク」(SETN台湾)が監修し、180ページにわたり「文」(文学)、「人」(人文)、「政」(政治)、「食」(グルメ)、「旅」(旅行)、「学」(教育)、「日」(台日関係)の7つのカテゴリーから約400点の台湾関連書籍について29名の日本の各分野の専門家が推薦文を寄せて紹介しており、日本のどの世代にも台湾の書籍を読むきっかけとなる永久保存版入門書となることを期待するものである。同ブックガイドは9月2日より「台湾ブックフェア」の会場に陳列され、無料配布する。また、日本全国各地の紀伊國屋書店64店舗にはブックガイドPDF版のQRコードを掲載した特製しおりも配布する。



SNET台灣代表理事洪郁如、赤松美和子、台灣文化中心主任王淑芳、紀伊國屋書店洋書店賣部部長、與SNET台灣代表理事山﨑直也(左起)歷經一年的時間完成「認識台灣書籍」小冊.jpg

 「台湾書旅 台湾を知るためのブックガイド」の刊行に尽力した関係者ら


このほか、「台湾ブックフェア」の開催に合わせ、最近日本で日本語版が刊行された台湾書籍の作者をゲストに招き、オンライン・トークイベントを開催している。9月2日に『向日性植物』(原題:向光植物)の作者・李屏瑶氏をゲストに開催したほか、9月8日には『台湾の少年』(來自清水的孩子)の作者である游珮芸氏と周見信氏を招き、日本の読者に作品制作時の思いを聞く。


紀伊國屋「台湾ブックフェア」並びにオンライン・トークイベント、「台湾書旅―台湾を知るためのブックガイド」PDF版の詳細は、以下のウェブサイトをご参照。

https://jp.taiwan.culture.tw/News_Content.aspx?n=365&s=96121