新型コロナウイルス感染拡大が続く現状において、多くの文化施設が感染予防のために努力されている一方で、こうした状況においてこそ、当センターは台湾文化の発信と推進に携わりつつ、人々の生活を豊かにするための役割を果たすべきです。
本ガイドラインは、日本政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(令和2年3月28日(令和2年5月4日変更)新型コロナウイルス感染症対策本部決定)と公益財団法人日本博物館協会により発表された「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を踏まえて、グローバルな博物館組織「ICOM」(国際博物館会議)が新型コロナウイルスが蔓延するなかで再開する美術館・博物館のための基本的な対策において示されたガイドラインを参照し、開館に向けて利用者と職員の安全を確保する上で新型コロナウイルス感染拡大予防対策として実施すべき基本的事項を整理したものです。
入館準備
(1)体調チェック:
体調に不安があり、また下記の症状が見られる訪問者には、入館自粛を求めていただきます。
-37.5℃以上の発熱があった場合
-咳・咽頭痛などの症状がある場合
-過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある場合
(2)マスクの着用:
なるべくマスクを着用の上、ご入館をお願いいたします。
(3)手指消毒:
こまめな手洗いにご協力をお願いします。トイレには液体石けんを、館内には除菌アルコールを設置いたしますので、ご使用になってから館内にご入場をお願いいたします。
(4)検温実施:
入館時に体温が37・5度以上だった場合は、ご参観を控えていただきます。
(5)連絡先登録:
①入館者の方が新型コロナウイルスに感染した場合、感染経路追跡を容易にするため、全入館者の方に連絡先(氏名【フルネームとは限らない】、e-mail、電話番号)の記入をお願いしております。筆記用具は自分で持参するもののご使用を推奨いたします。
②上記の個人情報の保護に関しましては、個人情報保護委員会による『新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的とした個人データの取扱いについて』に関連する規定に基づいて執行します。
『新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的とした個人データの取扱いについて』:https://www.ppc.go.jp/files/pdf/200515_1.pdf
参観対策
(1)来館者同士の距離を最低1m確保して、できるだけ2mを目安にしてご鑑賞下さい。
(2)不必要な取り扱いや接触を避けて、展示物に直接手で触れないようにしてください。
(3)近距離での会話を避けて、周りの来館者に飛沫をとばさないようご配慮をお願いします。
(4)参観者を分散させるため、ロビーには待機エリアが設けられて、スタッフの指示に従って入場を待ってください。
施設管理
(1)不特定多数が接触する場所、特に館内の高頻度接触部位(ドアノブ、電気のスイッチテーブル、椅子の背もたれ・肘掛など)には毎日の清掃‧消毒を徹底的に実施致します。
(2)館内のスタッフは毎日の体温測定とマスクの着用が求められます。
本ガイドラインの内容は、今後の日本政府の対処方針の変更のほか、新型コロナウイルスの感染の動向や専門家の知見等を踏まえ、必要に応じて適宜改訂を行うものとします。ご不便をお掛け致しますが、ご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。