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第2回「台湾文化光点計画」スタート:台湾映画『青春ララ隊』上映&トーク会

第2回「台湾文化光点計画」スタート:台湾映画『青春ララ隊』上映&トーク会

 東京・内幸町のイイノホールで3月28日、台湾映画『青春ララ隊』(原題:青春啦啦隊)の上映会が開催され、約250人が鑑賞した。


 同上映会は、台湾の文化部(省)と読売・日本テレビ文化センター(よみうりカルチャー)が共催する第2回「台湾文化光点計画」の一環として実施されたもので、当日は楊力州(ヤン・リージョウ)監督が来日して登壇し、トーク会も行われた。


 『青春ララ隊』は、台湾の65歳以上のメンバーからなるチアリーディングチームが、老いや病気に屈することなく練習に励み、高雄市長青苑チアリーダー大会に出場し、さらに高雄市で2009年に開催されたワールド・ゲームズの晴れ舞台で上演するまでを追ったドキュメンタリーで、笑いの中に涙ありのストーリー展開に、上映後、会場は大きな拍手に包まれた。


 楊監督は、この作品について、「台湾と日本は現在いずれも高齢化社会の問題に直面しており、このドキュメンタリーを通して、自分自身および家族の老後の生活をいかに積極的に楽しく過ごしていくかを考えていただければ」と語った。


 文化部とよみうりカルチャーによる第2回「台湾文化光点計画」では、『青春ララ隊』の上映会に続き、今後も「台湾カルチャー講座」として、「ウィニー先生の台湾料理講座」、「将軍に謁見した原住民『浜田弥兵衛』とシラヤ族」、「現地で役立つ台湾語」などの開講を予定している。お問い合わせ:台湾文化センター TEL:03-6206-6695 


《2015年3月31日》
写真右:楊力州監督