近年、日本で大きな話題となっている台湾料理といえば、まず「タピオカミルクティー」、「小籠包」、「マンゴーかき氷」といった庶民的なグルメが思い浮かびます。しかし、実は時を遡ること100年前、1903年に大阪で開催された第五回勧業博覧会の「台湾館」において、「台湾料理」は多くの人々の注目を集めていました。
本展示会では、近年日本で流行した台湾小吃から、台湾ローカルの宴席料理、さらには先住民料理までを取り揃え、台湾式宴会でよく見られる円卓形式で12種類の料理をはじめ、盛りだくさんな内容を紹介します。台湾文学作品の抜粋と展示ガイドにより、来場者に台湾の食文化を深く理解していただける内容となっています。作家たちが綴った文字を通じて、台湾ローカルの味を堪能することで、台湾文学の魅力も再発見できることでしょう。
また、8月7日午後には、誠品生活日本橋店で「本から伝わる台湾の香り」を開催し、台湾宴会料理の有名な老舗「A SHA阿霞飯店」の第4代経営者兼料理長呉健豪氏を招いて、本展示会に収録された文学作品の中から、台湾宴会料理の名物「紅蟳米糕」の調理を実演いたします。どうぞお見逃しなく。
イベント概要
■「おいしい”本を心ゆくまで—台湾珍味文學展」(参加費無料)
日 時:2024年8月6日(火)〜8月30日(金) AM10:00~PM5:00(土日祝 休館)
会 場: 台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター(東京都港区虎之門1-1-12虎ノ門ビル2階)
■「”おいしい”本を心ゆくまで──台湾珍味文学」開幕イベント(VIPのみ)
日 時:2024年8月6日(火)PM2:15~PM3:45(展示会は通常通りオープされる)
■「本から伝わる台湾の香り」(参加費無料 満員になりました)
日 時:2024年8月7日(水) PM1:00〜PM2:00
会 場:誠品生活日本橋店(東京都中央区日本橋室町3 丁目 2 1コレド室町テラス2F)
◎先着15名様 申込みは7月25日(木)PM12:00より受付(先着制)
申込みリンク ※事前にPeatixの登録が必要です(無料)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター、国立台湾文学館
協力:誠品生活日本橋店、阿霞飯店、東永商事株式會社、錦源興、透島影業、Coffee Stopover、好田家、自然補給、貓茶町