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「おすすめ台湾本ブックフェア」が日本各地で開催、本屋の視点から台湾の良書を発掘して紹介

駐日代表處謝長廷大使(中)、文化部駐日台灣文化中心王淑芳主任(右一)、台灣漫畫家高姸(左一)、日華議員懇談會長古屋圭司眾議員(左二)、自民黨青年局代理局長藤原崇眾議員(右二)、紀伊國屋書店會長高井昌史(左三)為台灣月書展揭開序幕

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは、昨年に続いて日本の大手書店「紀伊国屋書店」と協力し、今年8月末から10月にかけて日本全国の紀伊国屋書店の33店舗余りで「おすすめ台湾本ブックフェア」を順次開催する。同展では、紀伊国屋書店が、本屋としての職人精神を発揮し、推薦する日本語訳された台湾本や日本語で刊行された台湾関連本をまとめた小冊子「おすすめ台湾本」を刊行。9月6日に紀伊国屋書店新宿本店で行われた「おすすめ台湾本ブックフェア」開幕式で公開された。

おすすめ台湾本ブックフェア

                紀伊国屋書店新宿本店の「おすすめ台湾本ブックフェア」


同開幕式には謝長廷・駐日代表、古屋圭司・日華議員懇談会会長/衆議院議員、藤原崇・自民党青年局長代理/衆議院議員、高井昌史・紀伊国屋書店会長兼社長、並びに「おすすめ台湾本」の中で最も多くの推薦文が寄せられた台湾出身の漫画家・高妍(ガオ・イエン)さんらが出席し、テープカットを行った。

謝長廷・駐日代表は、紀伊国屋書店ならびに同ブックフェア開催のために協力いただいた関係者らに感謝の意を表し、同ブックフェアが昨年度の6店舗から今年度は33店舗に拡大したことにより、台日両国の関係が文化を通してより一層深まることを確信していると強調した。

高妍さんは、「台湾人として、漫画の競争が激しい日本でデビューして、漫画を描き続けるのはとても大変だが、漫画の競争が激しい日本だからこそ、思い切って挑戦し、努力してみる価値がある」と述べ、これから日本でも台湾のクリエイターによる台湾の漫画、小説、映画、音楽などの作品が増えていくことを期待した。

おすすめ台湾本ブックフェア

                 台湾出身の漫画家・高妍


台湾文化センターと紀伊国屋書店により作成された小冊子「おすすめ台湾本」は、本屋および出版社のスタッフらが推薦文を書き、読者に台湾書籍の面白さを紹介するもので、台湾人作家の本、台湾を舞台にした本、台湾に関する本、台湾で出版された本など、主に2022年~2023年に出版された書籍を対象に、計50冊の台湾関連書籍が収録されている。小冊子「おすすめ台湾本」は、同ブックフェア開催書店で無料配布する。


おすすめ台湾本ブックフェア

           「おすすめ台湾本」


同ブックフェア開催情報並びに「おすすめ台湾本」PDF版に関しては以下のウェブサイトをご参照ください


「おすすめ台湾本ブックフェア」イベントウェブサイト


おすすめ台湾本PDF版.pdf