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台北木偶劇団が本多劇場グループ「小劇場」で東京公演、「いいだ人形フェスタ」にも出演

東京公演終演後の写真:王淑芳・台湾文化センター長(右8)、林永志・台北木偶劇団団長(右6)、林于竝・国立台北芸術大学副教授(右7)、本多槇一郎・本多劇場グループ総支配人(右9)

 台北駐日経済文化代表処台湾文化センターの協力の下、台湾の伝統人形劇「布袋戯」(ポテヒ)の劇団である「台北木偶劇団」がこのほど来日し、福島白河、長野飯田、東京下北沢などで日本巡回公演が行われた。8月7日に行われた東京公演は、下北沢の本多劇場グループ「小劇場」で開催され、本多劇場グループ創設以来、初の外国劇団による上演となり、会場には日本の多くの演劇ファンがつめかけた。

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 東京公演では、北管布袋戯『劈山救母』(へきさんきゅうぼ)が上演され、北管の生演奏、リズミカルな台湾語のセリフ、軽やか且つきめ細かい人形の動きは言葉の壁を超え、会場は笑い声と拍手に包まれた。また、長野県飯田で開催された「いいだ人形劇フェスタ」での公演では、江戸系あやつり人形「結城座」との共演で日台共作コラボ『劈山救母』が上演された。

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 台北木偶劇団の林永志団長は、「今年は台北木偶劇団が結城座とともに『いいだ人形劇フェスタ』に出演し、東京の本多劇場グループの劇場で北管布袋戯を上演することができた。これらを通して、台湾の国際交流活動をつなげ、台湾の伝統芸能である布袋戯のより一層の国際化を進めていきたい」と述べた。また、今回の巡回公演を企画した林于竝・国立台北芸術大学副教授は、「布袋戯は台湾の代表的な伝統芸能であり、台湾の伝統芸能を世界の舞台に広めていくことは、もう一つの伝統芸能との対話が生まれ、極めて貴重な機会となる」との認識を示した。

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