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「台湾フィルハーモニック」台湾文化の輝きを日本へ「ばらのまち福山国際音楽祭」にも出演

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「台湾フィルハーモニック」(國家交響樂團/NSO)の2023東京公演が5月8日、東京オペラシティ・コンサートホールで開催された。同公演には、準・メルクル(指揮、台湾フィル音楽監督)、リチャード・リン/林品任(ヴァイオリン)、福間洸太郎(ピアノ)、東京メトロポリタン合唱団、八角塔男声合唱団らが出演し、台日のミュージシャンが共演した。

 出演者らを激励するため公演前のリハーサル会場を訪れた謝長廷・駐日代表は、「音楽は国際共通言語であり、音楽による文化交流は、言葉を超越して伝えることができる。今回のコンサートには日本の多くの国会議員も鑑賞に訪れ、日本側も台湾NSOの来日公演を重視している」と述べた。

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「台湾フィルハーモニック」2023東京公演の出演者らを激励するためリハーサル会場を訪れた謝長廷・駐日代表

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 公演には、鈴木憲和・自民党青年局長、超党派「日華議員懇談会」の国会議員、安倍昭恵さん(安倍元首相夫人)、高志尚・国家表演芸術センター董事長、李安妮・李登輝基金会董事長らも鑑賞に訪れた。

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 コンサートでは、前半にドビュッシー『海』、ブルッフ『スコットランド幻想曲Op.46 』などの名曲が演奏された。後半は合唱団が加わり、ゴードン・チン(金希文)『ゴールデン・ビーム・オン・ザ・ホライズン・オブ・フォルモサ(日出台灣)』の台湾語による大合唱や、ベートーヴェン『合唱幻想曲 ハ短調Op.80』が演奏された。

 このほか、公演に先立ち、5月3日に東京の「誠品生活日本橋」で特別演奏会が行われ、リチャード・リン/林品任(ヴァイオリン)と頼俊諺(クラリネット)による即興演奏が披露された。

 「台湾フィルハーモニック」は東京公演のほか、5月6日に兵庫県西宮市の兵庫県立芸術センターで公演した。また、5月11日~14日に広島県福山市で「ばらのまち福山国際音楽祭」に参加する。

興味がある方はぜひご参加ください。https://fukuyama-music-fes.jp/artist/2370/