四季に恵まれ、多様な景色が楽しめ「Z」の型の阿里山森林鉄道から、山、屏遮那駅、水社寮の美しい風景が見える。
小さい頃から森林鉄道の運転士に憧れ、森の中に運転するのが夢だった志旭は、やっと念願の阿里山森林鉄道運転士になった。 ある日、回送列車に、志旭は謎の少女に電車を乗せてしまった。知らないうちに、電車は廃棄された21号トンネルに入った。トンネルをくぐって、この森の百年の記憶を見えてきた。しかし、利益ばかり見ている現実に森に関するさまざまな衝突がありながらも、森林鉄道運転士は、正義を選んで、勇気を出して権力に向かって戦う。
《阿里山林鐵奇事》© 簡嘉誠/蓋亞文化