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「TIFFCOM 台湾の夜」レセプションが都内で盛大に開催

 


沈斯淳・駐日代表(写真右4)、「台北市映像音楽番組制作商業同業組合」の楊継昌・理事長(左3)、王童・監督(右1)


 東京国際映画祭の併設コンテンツマーケット「TIFFCOM 2015」に出展した台日のコンテンツ業者らを招いた「TIFFCOM 台湾の夜」レセプションが10月21日夜、都内のホテルで盛大に開催された。同レセプションを主催した台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表はあいさつの中で、「映画の交流は相互の観光促進、文化理解、友好関係を深めることにつながる」と述べた。さらに、同レセプションを通して、日本および各国の映像コンテンツ業者らと台湾の映画やテレビドラマとの交流と協力がより一層円滑に推進されるよう期待した。


 TIFFCOMに台湾からの出展業者を組織し来日した「台北市映像音楽番組制作商業同業組合」の楊継昌・理事長は、「この機会を通して、各地からTIFFCOMに出展した関係者の皆様に台湾のコンテンツ作品の多様性を知っていただくと共に、台湾の作品に対しても、より一層理解を深めていただき、台湾の出展業者の版権販売ビジネスのチャンスを拡大したい」と抱負を述べた。


 同レセプションには、東京国際映画祭のワールドフォーカス部門で公開される『風の中の家族』を制作した王童(ワン・トン)監督も駆けつけ、東京国際映画祭で台湾映画が上映されることは、台湾の文化、発展、人情味などを紹介する機会にもなると挨拶した。東京国際映画祭の椎名保ディレクター・ジェネラルが中国語で乾杯の音頭をとったことで、会場は和やかな雰囲気に包まれ、台日双方の関連業者による活発な交流が続いた。