台湾台北市生まれの邱貴さんは作曲家であり画家でもある。それに対して、彼女が自分のことはただの音楽好きだけだと、画家でもなく、ただの絵を描きたいだけだと、いつもの謙遜ぶりでした。
若き邱貴さんは音楽仕事の関係で、ほとんど世界を飛び回っていた。その後台湾に戻って、音楽に関する大型なイベントを無数に企画しておりました。去年台北市内で行った安倍元総理偲ぶ音楽会と今年台北市に続き台南市で開かれた音楽会を伴い安倍元総理記念映像展のプロデューサー役はすべて邱貴さんの務めでした。
絵の世界とは無縁だった邱貴さんはおよそ九年前から突然、油絵を描き始めた、独学でも世間に驚かせた作品を次々と完成させた。写実主義的な彼女の主な作品は古き台湾田舎の風景と台湾民間の祭りや祭りに飛び出てきた神話的な人物の描写、色彩の多用と絵の中のから飛び出しそうな人物をみて、実に感動的。
彼女自身も台湾の八田与一文化基金会の役員なので古くから与一さんの家族にも親交しています。八田与一さんが如何にも台湾に対する貢献があったということを、彼女もシリーズで絵にまとめた。
安倍総理は「台湾有事は日本有事」だと話しました。多くな台湾人はこの一言に感動し、日本は台湾の真の友人だと心から感じました。
そこで邱貴さんは安倍総理と登輝総統をテーマにした新しい絵を描きました、今回個展のセレモニー除幕式に使われる絵はそのうちの一枚です。
「努力すれば何でもできます」と、邱さんはいつも言っております、しかし、十年もない短期間でこんな素晴らしい作品を見せられて、まさに天才だと言ってあげたいところです。
•邱貴東京個展 Project Team Arranger// Miki Chang
【会期】2023年11月15日(水)~12月14日(木)
平日10:00~17:00(土日祝休館)
【場所】台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
(東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル2階)
●11月15日(水)15:00オープニングセレモニー及び除幕式を行います
●主催
一般財団法人日台友好桜里帰り文化交流会
亞洲台湾商會聯合総会
全日本台湾連合会
●共催
台北駐日経済文化代表処