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2023国立台湾交響楽団(NTSO)来日公演~台湾を聴く(Listening to Taiwan)(10/16東京、10/19大阪)

2023国立台湾交響楽団(NTSO)来日公演~台湾を聴く(Listening to Taiwan)(10/16東京、10/19大阪)


   国立台湾交響楽団(NTSO)は台湾で最も由緒ある交響楽団で、1945年に台湾警備司令部交響楽団として設立された。現在、78人の楽団員から成り立ち、台中霧峰の台湾音楽文化公園を拠点にしている。NTSOは年間180回以上の公演を通じて国内外の著名な音楽家と共演し、50万人以上の音楽ファンを魅了している。幅広いレパートリーと高い質を誇る演奏活動により、国内外で高い評価を受けており、同時に台湾の音楽を広めるという使命も担っている。


   NTSOは台湾全土における定期的な演奏会、国際的なツアーも実施し、多様な音楽を提供している。古典音楽から国内の作曲家の作品、伝統音楽、原住民の音楽まで、幅広いジャンルの楽曲を演奏し、視聴者に親しみやすい存在としての役割を果たしている。さらに、教育および普及プログラムを展開し、台湾音楽界の文化的な成長を支援しており、若い音楽家の才能を育てる機会を提供している。


   NTSOは台湾国内での地位を確立し、国際的な舞台でも卓越性と芸術的スキルを示している。その継続的な努力により、NTSOは台湾音楽の象徴的存在として、豊かな音楽体験を提供し続けている。


指揮 | アイナルス・ルビキス   Conductor: Ainars Rubikis

  ラトビア出身。2010年にグスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝し、その才能が注目を浴びた。翌年にはネスレ・ザルツブルク音楽祭ヤング・コンダクターズ・アワードを受賞し、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団を指揮した。

  さらに、ルビキスは国際的な舞台でも多くの成功を収めている。チャイコフスキー国際コンクールで審査員特別賞やヴァイオリン部門最高位を獲得し、ボリショイ劇場やウェールズ・ナショナル・オペラなどとも共演した。

  ラトビア国立交響楽団やラトビア国立歌劇場にも定期的に出演し、音楽活動を続けている。優れた指揮技術と音楽的な洞察力は、多くのオーディエンスに感銘を与えている。


ヴァイオリン | ユーチン・ツェン(曾宇謙)Violin: Yu-Chien Tseng 

  1994年8月台北生まれ。5歳でヴァイオリンをはじめ、6歳で台北市交響楽団にデビュー、2006年にはメニューイン・コンクール・ジュニア部門で3位、2008年にアメリカのカーティス音楽院でアイーダ・カヴァフィアンに師事する。

  2009年に第10回サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールで1位、サラサーテ演奏賞を史上最年少で受賞。2010年第53回パガニーニ国際コンクールで最優秀演奏賞を受賞。2011年ユン・イサン国際ヴァイオリン・コンクール第1位。作曲家ユン・イサンから演奏賞を授与された。2011年のチャイコフスキー国際コンクールでは審査員特別賞を受賞、2015年チャイコフスキー国際コンクールでは、ヴァイオリン部門最高位を受賞。

   これまでフィラデルフィア管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、台北市交響楽団、フィルハーモニア台湾、ナヴァール交響楽団、王立ワロニー室内管弦楽団などと共演、台湾をはじめ、スペイン、ベルギー、アメリカなどでリサイタルを行っている。

 国立台湾交響楽団(NTSO)が「2023 NTSO来日公演~台湾を聴く(Listening to Taiwan)」を東京と大阪で開催します。


【東京公演】

2023年10月16日(月) 19:00~

東京オペラシティ コンサートホール

【大阪公演】

2023年10月19日(木) 19:00~

大阪 ザ・シンフォニーホール

指揮 アイナルス・ルビキス

ヴァイオリン:ユーチン・ツェン(曾宇謙)

曲目(予定):

グリンカ:ルスランとリュドミラ 序曲、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35、台湾民謡/張菁珊(編曲):音楽百年組曲、ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45


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