空撮ドキュメンタリー『天空からの招待状』が12月20日から公開
一人の男が撮り続けた、現代に警鐘を鳴らす地球の真実の姿
全編空撮の未体験ドキュメンタリー
『天空からの招待状』(原題:看見台灣)は、齊柏林(チー・ポーリン)監督の初長編ドキュメンタリーで、企画・監督・撮影・編集まで齊監督が手がけている。2013年に台湾の年間興行成績3位という台湾ドキュメンタリー映画史上最大のヒットとなり、2013年台湾金馬賞最優秀ドキュメンタリー賞に輝いた。
20年以上にわたり航空写真家として台湾を上空から撮り続けてきた齊監督は、愛する台湾の自然がどんどんと変質していく姿を目の当たりにして、危機感を覚えたことが、このドキュメンタリーを制作する動機となった。
この映画は、全編空撮という斬新な手法で、今の台湾をありのままに映し出している。そこには単なる美しい映像だけではなく、傾斜地の過度な開発や工場からの排水や排煙の汚染など、現代社会に潜む環境問題をはじめ、さまざまな時事的問題もあぶり出している。
同作品では、製作総指揮を台湾映画監督の巨匠・侯孝賢(ホウ・シャオシェン)氏、音楽を何国杰(リッキー・ホー)氏が担当した。劇中では台湾映画『セデック・バレ』で主演を務めた林慶台(リン・チンタイ)氏による歌唱が流れ、今年夏に来日公演した「原声童声合唱団」が玉山の頂上で合唱するシーンも見どころだ。また、日本語版のナレーションは俳優の西島秀俊氏が担当している。
『天空からの招待状』
(2013年/台湾/93分/原題:看見台灣)
監督・撮影:齊柏林(チー・ポーリン)
製作総指揮:侯孝賢(ホウ・シャオシェン)
音楽:何国杰(リッキー・ホー)
中国語版ナレーション:呉念真(ウー・ニエンジェン)
日本語版ナレーション:西島秀俊
後援:台北駐日経済文化代表処、台湾観光協会
提供・配給:アクセスエー、シネマハイブリッドジャパン
公式ウェブサイト http://www.tenku-movie.com
2014年12月20日(土)より全国順次ロードショー
【シアター】
・シネマート新宿(東京) 2014年12月20日~
・シネマート六本木(東京) 2014年12月20日~
・シネマート心斎橋(大阪) 2014年12月20日~
・ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷(埼玉) 2015年1月3日~
・ユナイテッド・シネマ大津(滋賀) 2015年1月3日~
・ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13(福岡)2015年1月3日~