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【講座】トークイベント “林強(リンチャン)が語る、サウンドトラックの魅力”

トークイベント 


“林強(リンチャン)が語る、サウンドトラックの魅力”


2015年カンヌ国際映画祭でオリジナル映画音楽最優秀賞、また、台湾のアカデミー賞=台北金馬影展(Taipei Golden Horse FilmFestival)においては、過去3回、オリジナル映画音楽最優秀賞を受賞している、コンポーザー/音楽プロデューサー、林強(リン・チャン)。現在、サウンドトラック制作については、台湾を代表する存在というだけでなく、世界的な評価を得ています。その林強による、映画音楽の魅力についてのレクチャーを開催いたします。


林強のキャリアを追いながら、彼が、世界的映画監督である侯孝賢(ホウ・シャオシェン)の作品へ俳優として映画に出演した時のエピソードなどもお聞きしながら、大変な実績を誇るサウンドトラック制作についての様々なことをお話いただきます。 


サウンドトラックとは、どうやって作るのだろう。制作過程、そして制作秘話も、映像とともにご紹介する予定です。




【企画概要】 


▶テーマ:
“林強(リンチャン)が語る、サウンドトラックの魅力”
 


▶会場:
台湾文化センター
 


▶日時:


2017年9月2日(土)


14:30 OPEN 15:00 START  


1時間半~2時間予定


▶入場料:無料
たくさんのご応募ありがとうございました。定員になりましたので、申込を終了させていただきます。


▶司会:
関谷元子(音楽評論家)、


▶解説
丸目蔵人(ライター)
 


▶ゲスト:
林強(リンチャン)
 


▶主催: 


台湾文化部 


台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター 


▶企画制作: 


関谷元子


▶協力:


㈱スペースシャワーネットワーク




プロフィール
 


●林強(リンチャン) 


1990年、『向前走』でデビュー。大ヒットし、若い世代に、それまでになかった台湾語ポップスの新しさを伝えた。続けて『春風少年兄1992娛樂世界1993年)をリリース、常に新しいサウンドを提供して高い評価を得た。 


1992年には、台湾が世界に誇る映画監督・侯孝賢(ホウ・シャオシェン)の作品に出演し、その後も俳優として何作もの作品に出演、DJとしても活躍し、サウンドトラックの制作に関わってゆく。 


サウンドトラック制作としては、「2015年カンヌ国際映画祭オリジナル映画音楽最優秀賞」を受賞したほか、2016年だけでも、「金馬獎 オリジナル映画音楽最優秀賞」「金曲獎 演奏類ベストアルバム最優秀賞」「台北映画祭ドキュメンタリー最優秀賞」「10回アジア・フィルム・アワードオリジナル映画音楽最優秀賞」受賞と圧倒的な評価を受けている。


200510月、故宮博物院80周年を記念して製作した特別広告フィルムの音楽を担当する。この広告はTheAmerican Association of Museums2006年度Muse awardにおいて金賞を受賞した。


出演映画:


天幻城市(1992年)


宝島 トレジャー・アイランド(1992年)


          戯夢人生1993年)


          好男好女1995年)


          憂鬱な楽園1996年)


          天馬茶房(1998年)


          HHH:侯孝賢(1999年)


          いわゆる親友(2000年)


          一個住飯店的男人(2001年)


          緑的海平線・emerald horizon2006年、ナレーション)


サウンドトラック制作:


          憂鬱な楽園1995年)オリジナル映画音楽最優秀賞


          ミレニアム・マンボ2001年)オリジナル映画音楽最優秀賞


          両個夏天(2002年)


          世界2004年)


          寧静夏日(2005年)


          愛麗絲的鏡子(2005年)


          百年恋歌2005年)


          一年之初 (2006年)オリジナル映画音楽最優秀賞


          長江哀歌2006年)


          東(2006年)


          我們的十年(2007年)


          無用(2007年)


          四川のうた2008年)


          再生の朝に -ある裁判官の選択-2009年)


          天注定(2013年)


          黒衣の刺客2015年) 


          再見瓦城(2016年)など





          


 ●丸目蔵人(まるめくらんど)


早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。出版社勤務を経てフリーに。『ビックリハウス』『鳩よ!』『ダ・カーポ』『POPEYE』『月刊Newtype』等で取材、執筆する傍ら、80年代半ばよりアジアの映画、音楽、TV、コミックなどに傾倒。なかでも、華人圏のエンタメ事情を『週刊SPA』『Mac Bros.』『月刊しにか』『POP ASIA』等にて紹介。テレビではNHK-BS『アジア情報交差点』、テレビ朝日『トゥナイト2』等に出演、ラジオはMUSICBIRD『アジア大作戦』DJFm yokohamaYokohamaFantasia』コーナー担当。現在は『CD Journal』『てんとう虫』等に寄稿。初めての訪台は1989年。





●関谷元子(せきやもとこ)


音楽評論家。桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科音楽学専攻卒業。CBSソニー(現・ソニーミュージック・エンタテインメント)入社。その後フリーランスの音楽評論家に。ラテン、アジアなどワールド・ミュージックを専門としてきたが、90年前後から主に台湾をはじめ中華圏のポップスが中心。NHK-BS『真夜中の王国』出演、NHK-FMASIAPOPS WINDDJ、『POPASIA』編集長、などを通し、アジアの音楽文化を紹介してきた。


現在は、InterFMWorldMusicCruiseDJ、国士舘大学非常勤講師、アジア・日本研究センター研究員、文化庁芸術選奨大衆芸能部門の推薦委員、新聞・雑誌への執筆など。