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【講座】台湾カルチャーミーティング2018第6回「台北歴史散歩--水、道、家の物語」 ゲスト:作家・水瓶子(すいへいし)さん

【講座】台湾カルチャーミーティング2018第6回「台北歴史散歩--水、道、家の物語」 ゲスト:作家・水瓶子(すいへいし)さん

定員に達しましたため、受付を締め切りました。たくさんのお申込みありがとうございました。  

みんな大好きな台湾旅行。その起点としてまず訪れ、なん日も歩き回るのは台北です。じゃあ、「台北」っていったいどんなところでしょう。古い日本風家屋をリノベーションしたカフェは、台湾人にとって歴史的な意義がある場所かもしれません。今はビルが立ち並ぶ敦南地区はかつて運河と水田が広がる原っぱでした。映画のタイトルになった住宅地・牯嶺街(クーリンチェ)はいつしか古書店が集まりました。またお土産を買いに訪れる大稲埕はかつて、各所に抗日民主運動の拠点がありました。今は消えた、あるいは形を変えた風景のなかに、いろんな歴史物語が転がっているのです。

 今回のトーク「台北歴史散歩--水、道、家の物語」では、「青田七六(台北市青田街の日本統治時代の教授の家屋を利用した文化施設)」などで長年、市民向けガイドを務め、台北を少しディープに案内する『台北慢歩』を刊行したばかりの水瓶子さんをお招きし、大都会の路地に光をあて、歴史的背景やエピソードを語っていただこうと思います。

 今年イギリス・マンブッカー賞にノミネートされた呉明益の長編小説『自転車泥棒(邦訳近刊)』でも、80年代の中華商場とともに、日本時代の圓山動物園、戦後の萬華など台北の消えた風景が改めて描かれ、多くの人に読まれました。台湾旅行好きのかたはもちろん、台湾カルチャー全般や歴史に興味がある人もぜひ遠慮なく、いっしょに、台北の物語の旅にでかけましょう!

日時:929日(土)14時から(およそ1時間半)
会場:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター(東京メトロ虎ノ門駅より徒歩1分)
定員:80名(入場無料、予約制。30分前開場、自由席)→ご予約の方は本ページ下の「参加申込」をクリックしてください。必要事項を記入のうえ、申込みいただくと、予約確認メールが自動返信されます(迷惑メールに分類される場合があります。事前に設定をご確認ください)記入項目のCAPTCHAは「音声再生」の左の横文字を枠にご記入ください。CAPTCHAのエラーと時間切れの場合になりましたら、リロードしてもう一度ご記入ください

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ゲスト:水瓶子
司会・通訳:天野健太郎(『歩道橋の魔術師』『星空』訳者)

◯ゲストプロフィール 

水瓶子(すいへいし)

台湾・台北生まれ。台湾大学地質学部卒業。長年、大稲埕付近の古店舗のフィールドワークや圓環など台北市民のための古建築のガイドに参加。現在「青田七六」文化長などを務める。またライターとして書店やカフェ、台北の地誌について著した作品に『台北咖啡印象』『台北小散歩』『我的書店時光』『台北歴史散歩手帖』などがある。最新刊は『台北慢歩』。ブログは【水瓶子的城市旅行】trip.writers.idv.tw フェイスブックは【水瓶子粉絲團】www.facebook.com/writers.idv.tw

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