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【美術】楊識宏展「永遠の現在」 ―東西絵画美学融合の先駆者―

【美術】楊識宏展「永遠の現在」 ―東西絵画美学融合の先駆者―

現代抽象表現主義アーティストの楊識宏(ヤン・シーホン20151015日から111日に東京上野の森美術館にて日本における初めての個展を開催する。


今回の展覧会の題名「永遠の現在」は作者の人生に対する姿勢と解釈を表す。永遠とは常に変化し続ける瞬間または現実でなりたっているため、楊氏の作品は外面的要因に刺激されて誕生する感情とイメージを形に捉えようとする試みである。いま心の奥底にあるものを直観し描くことが楊氏にとっての人生のテーマであり、「目の前にあるものをただ模写するだけではなく、色を自由に使うことによって自分を更に力強く表現する」と説くゴッホの精神にも基づいている。


楊氏の近年の作品には文人精神を受け継いだ風格、文化と言語を超越する筆遣いが見られる。ニューヨークと台北に拠点を置く楊氏にとって、日本のでのこの展覧会は回帰点でありながら新たな出発点にもなっている。これを機会に、多くの方々に親しまれるれることを願っている。


楊識宏展「永遠の現在」 ―東西絵画美学融合の先駆者―
2015.10.15()11.1() 10:00〜17:00
上野の森美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園 1-2
TEL:03-3833-4191  
FAX: 3833-4193


*入場無料
**最終入場閉館30分前まで