メインのコンテンツブロックにジャンプします

「台湾人権と音楽の継承—高一生、三世代が紡ぐ家族の歌」開催決定!

海報(0519-0723)



阿里山から響く、歌による命の交響曲。

沈黙と抑圧の時代を越えた、ひとつの家族の物語。


本展では、台湾原住民族ツォウ族の文化人・高一生と、その娘・孫たちに至る「高家三世代」の軌跡を紹介します。

 戦前・戦後を生き抜いた高一生は、教育者、思想家、音楽家、詩人として自由と自治を求め、白色テロの犠牲となり命を絶たれました。

 その長女・高菊花は、父の死後、本名を隠して「パナナ」として歌手となり、表舞台で輝きながらも政治的に利用され、沈黙を強いられた人生を歩みます。


 そして現代、孫たちは音楽家として祖父の精神を受け継ぎ、台湾の記憶と原住民族文化を世界へと響かせています。

 獄中から家族へ宛てた手紙や遺書、楽譜、写真、映像資料などを通じて、ひとつの家族の歩みから、台湾における人権の歴史を体感できる展示です。

どうぞ足をお運びください。


■会場:東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階

展示期間:5月19日(月)〜7月23日(水)【5月19日(月) は開幕式・内覧会のため、15:30より開始 いたします。】

■開館時間:平日10:00~17:00(※イベント開催時のみ土日祝も開館)

■入場無料

■開幕式:5月19日(月)14:00〜15:00(※招待者限定)

■主催:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター