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台湾と日本、少年たちのマンガが出会う──「巡り合うマンガ文化の百年」京都展開幕!伝統人形劇が台日の絆を彩る特別演出も開催

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Illustration by 周見信



京都国際マンガミュージアムにて、台日マンガ文化の交錯と交流の歴史をたどる特別展「台湾の少年と日本の少年──巡り合うマンガ文化の百年」 が、2025524日(土)より開幕します。

 

本展は、台湾文化センターの働きかけにより、京都国際マンガミュージアムと台湾の国家漫画博物館準備処が共同主催する国際交流展です。

日本のマンガ界を代表する手塚治虫の伝記作品『手塚治虫物語』と、台湾マンガ文化の発展に大きな足跡を残した蔡焜霖の生涯を描いた伝記マンガ 『台湾の少年』 を中心に、300点を超える貴重な資料を通じて、台日マンガ文化の百年にわたる交差と進化をたどります。

『台湾の少年』の作画を手がけた周見信氏が、本展の主ビジュアルも担当。台湾と日本を渡る蝶「アサギマダラ」を、二国の文化交流を象徴する存在として描き出しました。

 

展覧会の開幕を記念し、台湾屏東県から2つの伝統布袋劇団が来日し、特別公演を実施します。

布袋劇ポスター                         画像元:京都国際マンガミュージアム

 

全樂閣木偶劇団(1943年創立):南台湾を拠点とし、幅広い観客に愛される劇団。《布袋劇オールスターショー》(偶戲總動員)では、多彩なキャラクターが登場し、ユーモアとテンポ感あふれるステージを展開します。子どもから大人まで楽しめる内容です。


明興閣掌中劇団(1957年創立):台湾の伝統人形劇「布袋戲(ポテヒ)」を継承する「蘇家班」が率いる劇団。今回、《孫悟空vs.哪吒》では、巧みな人形操作と力強い演出によって、まるでマンガの戦闘シーンが舞台上で再現されたかのような迫力あるパフォーマンスを披露します。


【展覧会情報】

会場:京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3・4

展示期間:2025年5月24日(土)~6月24日(火)


【公演情報】

2025年5月24日(土)14:30/16:00

2025年5月25日(日)10:30/15:00

京都国際マンガミュージアム 1F 多目的映像ホール

各回定員:100名(当日10:00より整理券配布)

無料(ミュージアム入館料別途)