「書店」は台湾旅行でも外せないスポットのひとつです。おしゃれな雑貨があり、座り読みする若者がいて、個性的な内装のなか、大胆な装丁の本が並ぶ本棚を前に、言葉がわからなくともついつい長居してしまいます。では台湾の書店はどうして、こんなふうに変化したのでしょう? そして書店の主役である「本」や「雑誌」はどのように作られ、読まれているのでしょう? 台湾の書店と出版の(ビジュアル以上の)おもしろさを連続トークで紐解きます。(通訳つき)
今回は、台湾の文芸の”リブート(再起動)”を試みた、雑誌『短編小説』創刊(2012年)時の編集長で、長年遠流出版で編集に携われていた傅月庵さんをお招きし、台湾の出版業界の成り立ちや最新状況などをお聞きします。また、クラウドファンディングを活用して世界の本を翻訳出版するサウザンブックス社代表・古賀一孝さんに対談相手として登壇いただき、本作りのおもしろさを語り合っていただきます。台湾好きで、本好きのみなさん、ふるってご参加ください。
日時:8月25日(金)19時から(およそ1時間半)
会場:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター(東京メトロ虎ノ門駅より徒歩1分)
定員:80名(入場無料、予約制。30分前開場、自由席)→ご予約の方は本ページ下の「参加申込」をクリックしてください。必要事項を記入のうえ、申込みいただくと、予約確認メールが自動返信されます(迷惑メールに分類される場合があります。事前に設定をご確認ください)。記入項目のCAPTCHAは「音声再生」の左の横文字を枠にご記入ください。CAPTCHAのエラーと時間切れの場合になりましたら、リロードしてもう一度ご記入ください。
ゲスト:傅月庵(ふ げつあん)
ゲスト:古賀一孝(株式会社サウザンブックス社代表)
※同一ゲストでの連続トークしますが、テーマ・内容は異なります。予約はそれぞれにお申込みください。26日(テーマ:書店)の詳細はこちら→https://jp.taiwan.culture.tw/News_Content.aspx?n=365&s=6122
◯ゲストプロフィール
傅月庵(ふ げつあん)
1960年、台北生まれ。台湾大学歴史研究所(大学院)中退。編集者、古書店経営者、作家。遠流出版などで長年、編集に携わる。2012年文芸誌『短編小説』を創刊(初代編集長)。現在、古書店チェーン「茉莉二手書店」の統括プロデューサー及び「掃葉工房」https://www.soyetbook.com/主宰。書評、コラム、エッセイの執筆も多い。著書、編著に『一心惟爾』『天上大風』『夢蝶草』など。
古賀一孝
福岡県生まれ。1999年 西南学院大学経済学部卒業。クラウドファンディングを活用して世界の本を翻訳出版する、株式会社サウザンブックス社代表。同社で刊行された作品に、『ゴーストドラム』『かぞくがのみすぎたら』『エリザベスと奇跡の犬ライリー』『魔法にかけられたエラ』などがある。現在進行中のプロジェクトなど詳細は→ http://thousandsofbooks.jp