メインのコンテンツブロックにジャンプします

【講座】台湾カルチャーミーティング第2回「1930年代の台南都市生活〜ようこそハヤシ百貨店へ」 台南文化研究員・陳秀琍さんのトーク

【講座】台湾カルチャーミーティング第2回「1930年代の台南都市生活〜ようこそハヤシ百貨店へ」 台南文化研究員・陳秀琍さんのトーク

2014年6月、台湾で唯一古跡に認定されているデパート「ハヤシ百貨店」が、リノベーションを経て再オープンしました。ハヤシ百貨店の歴史は、85年前、1932年にまで遡ります。その年の12月3日にまず菊元百貨店が台北に、わずか2日後の5日にはハヤシ百貨店が台南に誕生し、台湾における近代的なデパートの幕開けを飾ったのです。どちらも当時界隈で最も高いビルで、最先端ファッションの発信地として街のランドマークになりました。台南初のエレベーターを備えた6階建てのハヤシ百貨店は、モダンな商品で人々の目を奪い、夜には華やかなネオンで台南銀座を賑わせました。


終戦とともに一度はその役目を終え、様々な用途に転用されたハヤシ百貨店。再オープンにあたり、在りし日の姿と雰囲気を見事によみがえらせましたが、ここに至るまでには長い道のりがありました。台南の街に新しい風を吹かせたハヤシ百貨店は、そもそもどのような時代背景で誕生したのか、経営者の林方一はどのような人物だったのか、その建築様式や外観は台南の街並みにどのような影響を与えたのか、またハヤシ百貨店の登場は人々の生活にどのような変化をもたらしたのか等々、その実態はこれまで知られることはありませんでした。 


今回のトークでは、ハヤシ百貨店の修復・再オープン過程に密着し、当時の従業員たちから話を聞いて、その名も『ハヤシ百貨店』という本にまとめた陳秀さんをお招きし、知られざる歴史の一幕に迫ります。 


日時:6月23日(金)19時から(1時間半程度) 


会場:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター(最寄りは東京メトロ虎ノ門駅) 


定員:80名(入場無料、予約制。30分前開場、自由席)→ご予約の方は本ページ下の「参加申込」をクリックしてください。必要事項を記入のうえ、申込みいただくと、予約確認メールが自動返信されます(迷惑メールに分類される場合があります。事前に設定をご確認ください)記入項目のCAPTCHAは「音声再生」の左の横文字を枠にご記入ください。CAPTCHAのエラーと時間切れの場合になりましたら、リロードしてもう一度ご記入ください。 


定員に達しましたため、受付を終了いたしました。


ゲスト:陳秀琍(台南文化研究員、作家)通訳あり。 



○ゲストプロフィール 


陳秀(ちん・しゅうり/チェン・シゥーリ)


1967年高雄生まれ。1990年台南移住。台南専門のライター・作家。長年にわたって『郷城生活雑誌』『台南発見の旅』シリーズ、及び台南市政府が刊行する『e代府城ー台南市刊』『悠活府城ー台南市刊』の編集チーフを務めている。著書には『街の角』『紅城恋影—老台南散策』『府城百年浜街道』『林百貨店』『台南海浜人文の旅』などある。著作は政府の金鼎賞など入賞歴多数。



 


◇「台湾カルチャーミーティング」第3、4回は出版、本屋をテーマに8月開催予定です。詳細は後日、本サイトで告知いたします。どうぞご期待ください。