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【講座】次世代に残す歴史の証言──政治、医療、家族、信仰、人生『韓石泉回想録──医師のみた台湾近現代史』刊行記念講演会

【講座】次世代に残す歴史の証言──政治、医療、家族、信仰、人生『韓石泉回想録──医師のみた台湾近現代史』刊行記念講演会

次世代に残す歴史の証言──政治、医療、家族、信仰、人生『韓石泉回想録──医師のみた台湾近現代史』刊行記念講演会


時間:2017年10月29日(日)14:00-17:00(13:30開場)


 


会場:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京メトロ虎ノ門駅より徒歩1分)


定員:80名(申し込み不要、先着順、自由席)


登壇者


若林正丈(わかばやし・まさひろ)早稲田大学政治経済学術院教授・台湾研究所所長


林果顕(りん・かけん)台湾 政治大学台湾史研究所・副教授


韓良俊(かん・りょうしゅん)台湾大学名誉教授


韓石泉(かん・せきせん 189719631920 60年代に台湾の政壇と医学界で活躍した知識人。日本の台湾領有の二年後に台南に生まれ、漢学と日本教育をともに受けて育つ。医学を志し、台湾総督府医学校を経て、熊本医科大学で博士号を取得。台南で韓内科医院を開業。日本統治期には政治社会運動に参加し治警事件で逮捕(判決は無罪)、戦後は第一期台湾省参議員として二・二八事件の台南における平和的解決に尽力するなど、台湾近現代史の主要事件の渦中に身を置いた。


本書『韓石泉回想録』は、韓氏の自叙伝『六十回憶』初版(1956年)に、韓良俊が詳細な注釈を施した第三版(2009年)を編集・訳出したもの。政治的に敏感な時代に、克明・冷静に書き残された回想録は貴重な歴史の証言である。本講演会では、台湾政治・近現代史研究の第一人者である若林正丈氏、台湾から林果顕氏、また編注者の韓良俊氏が登壇し、本書に記された台湾近現代史を読み解く。



主催●Stone Spring Association



   一橋大学大学院社会学研究科 日本学術振興会科学研究費基盤(C


   「戦後台湾の農山漁村における家族変動の社会史」


   (研究課題/領域番号26360006 研究代表者:洪郁如)


共催●株式会社あるむ/台北駐日経済文化代表処台湾文化センター